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デブサミに登壇します

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実は一度も行ったことなく、横目でみなさまのレポートを拝見するにとどまっていたデブサミにお誘いいただいて登壇します。

BASE社におけるフィンテックへの取り組み

類するお話に、以前、情報処理学会の学会誌にフィンテックについての寄稿をさせていただいたことがあります。

フィンテック:3.フィンテックスタートアップのビジネスモデルFintech:3. Business Model of Fintech

こちらではさすがに自社の話をするのは難しかったので、freee、マネーフォワードのアカウントアグリゲーションのビジネスから始まり、何が重要か?という部分にメルカリさんの事例を挙げさせていただきました。

まだ、当時はメルカリとフィンテックの繋がりというのはあまり言われてなかったタイミングでの寄稿だったと思っています。

メルカリの場合は要はポイント経済圏のことなわけですが、フィンテックと呼ばれるサービスは、Webサービスにおける、なんらかしらの経済合理性や集客力を金融事業に結びつけていく試みが重要であり、抽象化して、沢山の方々に共感をいただくことは可能だと思います。

なので、そこについては聴講者の方々には、絶対に損をさせないようにしますってのがまず一点と、

(我ながらタイトルがいまいちでしたね。なんかうちのPRみたいなタイトルにしてしまった)

BASEにおいて人材採用面接をしていても、無料ECのプラットフォーム事業者という認識はあっても、フィンテック企業だという認知はほとんど得ておらず、しっかり面接でお話することで理解いただき、会社に興味を持っていただくということが多いです。

つまり、それは転職ドラフトなどで、我々の話を聞いていただく場所を作ることで、ようやく自分たちの存在を伝えられてるということなので、日常は機会損失の塊になっているということです。

このにわとりたまご問題をどのように解決するかが重要な課題になっています。

無料EC自体は、これまでいろんな会社がやってきていますが、個人的にもあまり魅力的なサービスのように見えない部分もあります。そもそも儲かる匂いがしないですよね。

僕らは無料ECの部分は一つのプラットフォームとして存在していて、BASEという名前からもなんとなく感じ取れるようなグランドデザインの方にビジネスとしての主眼があります。薄利多売なのは間違いないし、それを今後も志向していくわけですが、それ故に裾野が広い「BASE」という世界観を、どううまく伝えられるか、そんなあたりにチャレンジしていきたいと思います。

要は、フィンテックベンチャーの肝は「ただの家計簿アプリ」「ただのフリマアプリ」「ただのネットショップ構築サービス」「ただの決済サービス」ではなく、、、、ってところなんで、その辺の整理をしていきたいと思います。


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